子どもの水疱瘡の症状と潜伏期間は?治療はどうするの?
子どもの多くがかかる感染症の一つに水疱瘡があります。
小さいころの思い出として赤いぶつぶつができて、
痒くて仕方なかったことを覚えている方も多いのではないでしょうか?
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子どもの水疱瘡は早く治療を始めることで治りも早いと言われています。
子どもの水疱瘡の症状はどのようにしてあらわれる?潜伏期間はどのぐらい?
子どもの水疱瘡の治療方法とは?
痒がる子どもを早く楽にしてあげるために、
子どもの水疱瘡について調べました。
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子どもの水疱瘡の症状はどのようにしてあらわれる?潜伏期間はどのぐらい?
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子どもの水疱瘡は微熱と小さな発疹から始まります。
高熱になることはあまりなく、
せいぜい37度台の熱となりますので、
気が付かないことも多いです。
最初の発疹は顔やお腹の周りなどに、
小さなものが赤いものがポツポツとできます。
最初の発疹を見ただけではそれが水疱瘡だと気がつくことは少ないです。
しかし、発疹はあっという間に水ぶくれとなります。
だいたい発疹を発見してから1日ぐらいで水ぶくれとなり、
周りにどんどん広がっていきます。
水ぶくれは3日から4日ぐらいたてば収まるのですが、
それまではかなり痒みが伴いますから、
子どもはかきむしって状態をひどくしてしまうことがありますので要注意です。
水疱瘡には潜伏期間が存在します。
ウイルスに感染してから発症するまでにはだいたい2週間程度です。
潜伏期間中は体が少しだるかったり食欲が落ちたりということはあるのですが、
子どもは多少体がだるくても動きまわってしまいますからあまり気が付きません。
発症する1日から2日前はまだ潜伏期間中で症状が出ていないのですが、
人に移す可能性が出てくる時です。
このときに学校や幼稚園、保育園に来てしまった子どもから感染して
クラスに広がってしまうことが多いようです。
そして兄弟姉妹も一緒にいますから、
発症してから離したとしても、
潜伏期間中にうつしてしまうことがあるようです。
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子どもの水疱瘡の治療方法とは?
微熱と発疹があってなんだかおかしいと思ったら、
まずはすぐに病院に連れて行って調べてもらいましょう。
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病院で水疱瘡とだということがわかれば、
抗ウイルス薬、かゆみ止め、そして抗生物質が出されます。
抗ウイルス薬は発症して48時間以内に飲むことができれば、
ウイルスの広がりをかなり抑えることができるとても大事な薬です。
かゆみ止めは、発疹のかゆみを抑えるため、
そして抗生物質は発疹の化膿止めのために使われます。
病院から帰ってきたら、
薬はしっかり使って子どもはもう誰にもうつす心配がなくなるまでは
元気であっても外には出さず、家で休ませてください。
塗り薬を塗るときは、
水ぶくれの部分を潰すことがないよう、
丁寧に優しく塗りましょう。
自然にかさぶたが剥がれればもう大丈夫です。
しかし、子どもはかゆいと我慢ができずに
水ぶくれをかきむしってしまうものです。
かきむしって水ぶくれを潰してしまったところは跡になりやすいですから、
特に顔の部分は子どもが触らないように十分注意してください。
水疱瘡の間はお風呂に入らせてもよいものか、迷います。
微熱が下がったらお風呂にはいることは良いのですが、
湯船に入って体を温めてしまうとかゆみが増して
子どもがつらくなってしまいます。
水疱瘡の間は汗を流す程度にとどめて、
ぬるま湯のシャワーを使うようにしてください。
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痒みを我慢しなければいけないこと、
そして外に出て遊ぶことができないことで、
水疱瘡の間の子どもたちはストレスが溜まってしまうことも多いです。
しかし、だからといって外に出すことはできませんから、
家の中で静かに遊べることを考えて、
子どもを一人にすることがないよう、
お母さんはなるべく一緒にいてあげてください。
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