お中元のビジネスシーンでのお礼状はどうする?6月7月8月季節の挨拶の違いは?
お中元はお盆を過ぎて送るわけにはいかないことから、
最近では6月の中旬頃にはお中元を送る方も増えてきました。
または関東よりも関西はお盆の時期が1ヶ月遅いために、
関東が7月までに対し、
関西では8月でもお中元が届くことがあります。
お中元が届いたらすぐにお礼状を出す必要があるのですが、
月が違えば季節の言葉も違いますよね。
出典:http://www.ac-illust.com/
お中元のお礼状を書く時、6月7月8月の季節の挨拶には
どのような違いがあるのでしょうか。
月別に例文をご紹介しますので、
季節に合わない挨拶にならないよう、
十分にご注意ください。
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お中元のビジネスのお礼状に書きたい6月の季節の挨拶は?
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6月といえば梅雨の時期に当たりますので、
梅雨に関連した言葉で季節の挨拶をする方は多いです。
「梅雨の季節となりましたが」
「長雨が続いておりますが」
「入梅の候」
「長雨の折り」
梅雨という言葉を考えると、
じめじめしていることやうっとおしいことばかりが
頭に浮かんで気持ちが暗くなることもあります。
そのため、あえて梅雨という言葉は書かず、
梅雨の時期に咲く紫陽花を入れるなどした
季節の挨拶をする方もいらっしゃいます。
「紫陽花の花が雨に映えて美しさを増すこの頃」
「さわやかな初夏を迎えました」
「初夏の折り」
お礼状の最後には相手の方の健康をお祈りする言葉を書きますが、
その時も梅雨の時期である6月ならではの言葉がおすすめです。
「心を塞ぐような梅雨空が毎日広がっていますが、なにとぞお心を健やかにお過しください」
「梅雨明けまではまだもう少し時間がかかりそうですが、
身体を崩されないようお気をつけ下さい」
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お中元のビジネスのお礼状に書きたい7月の季節の挨拶は?
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一番お礼状を書くことが多い7月ですが、
夏真っ盛りで一番暑い時期ですので暑さに関する季節の言葉が多いです。
「盛夏の候」
「本格的な夏となりましたが」
「大暑の折り」
夏は雲一つない青空の眩しい日が続くこと、
または夏祭りなどが各地で行われること、
または7月7日は七夕であることから、
このような季節のあいさつも多いです。
「夏空のまぶしい季節がやってきましたが」
「夏祭りが賑わいをみせていますが」
「天の川が美しい季節です」
お礼状の最後には、
暑さに負けずに頑張ってください、
という祈りを込めます。
「暑さ厳しい折りですが、皆様のますますのご健康をお祈りいたします」
「まだ暑さは続きますが、お体には十分お気をつけ下さい」
お中元のビジネスのお礼状に書きたい8月の季節の挨拶は?
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関東などではお盆が過ぎてしまっているために
8月にお中元が届くということはありませんが、
関西ではお盆が8月半ばのために
8月でもお中元が届けられることがあります。
8月はまだ暑い日が続いているのですが、
暦の上ではもう秋なので盛夏という言葉は使えませんのでご注意ください。
「処暑の候」
「残暑の候」
「立秋が過ぎましたが暑さが続いております」
立秋は暦の上で8月7日と決まっていますので、
残暑という言葉は8月7日過ぎ、
そして処暑は8月の半ば以降に使うようにしましょう。
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お中元のお礼状を親しい方に送るのであれば、
実際の季節に合わない言葉を書いたお礼状を送ったとしても
特に問題になることはありません。
しかしビジネス上の付き合いの相手に
季節の合わない挨拶の言葉を入れたお礼状を送ると大変失礼に当たります。
特に目上のある程度の年齢以上の方の場合は、
マナーなどを大切にしますので、
失礼にならないよう、季節の言葉の使い方には十分お気をつけ下さい。
普段はあまり使わない言葉のために
季節の言葉はよくわからないという方もいらっしゃるでしょうが、
ここでご紹介した6月、7月、8月とにあった挨拶の言葉の例文を
ぜひ参考にしてください。
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