肺炎はうつる?うつらない?潜伏期間はどのぐらい?
家族の一人が肺炎にかかってしまった時、
または子どもがよく遊んでいる友達が肺炎になったことを知った時、
患者のことを心配しつつ気になるのは他の人にうつる危険があるかどうかです。
肺炎には潜伏期間がありますから、
その間に接触していたためにうつっているかも?
または家族に広がってしまうかも?
という心配があります。
出典:http://www.photo-ac.com/
肺炎にはうつる肺炎とうつらない肺炎がありますが、
人にうつる肺炎とは?
そして肺炎に感染した場合の潜伏期間は?
咳がひどくて呼吸が苦しくなることも多く、
できればうつりたくない、
そして周りに広げたくない肺炎について調べました。
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肺炎の中でもうつる肺炎とは?
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肺炎にはいくつかの種類があり、
種類によっては人にうつりやすいものもあればうつりにくいものもあります。
風邪をこじらせると肺炎になることがありますし、
高齢者の方などは誤嚥から肺炎になることもあります。
また、薬やカビ、アレルギーの影響で肺炎になることもあるのですが、
こういった肺炎は人にうつる可能性はほとんどありません。
その反対に人にうつりやすい肺炎は、
肺炎の患者がする咳から広がります。
咳の中にはウイルスや細菌が入っており、
周りの人が呼吸をするときに
そのウイルスや細菌を吸い込んでしまうことで広がっていきます。
人にうつりやすい肺炎は、
インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎、
そして肺炎球菌やSARSです。
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肺炎に感染した場合の潜伏期間は?
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肺炎の症状がはっきり現れたら肺炎だと気がついて療養しますが、
まだ潜伏期間中の場合は発症していないだけに普通に生活をしてしまいますが、
急に発症して驚くことになります。
肺炎に感染した場合の潜伏期間はどのぐらいなのでしょうか。
肺炎に感染した場合の潜伏期間は、
マイコプラズマ肺炎を例にあげますが
2週間から3週間と非常に長い期間となっています。
その中で人にうつす危険のある時期は、
発症の8日前からです。
潜伏期間中に肺炎かもしれないと思われる症状が出れば用心できるのですが、
残念ながら潜伏期間中には特に何かの症状が現れることはありません。
症状がなければ感染したことに気が付かないことが多いですから
潜伏期間中の患者から新たな患者が生まれてしまうことは多いです。
肺炎のウイルスは濃厚に接触する機会が多いほど感染しやすいですから、
特に一緒に暮らしている家族間では
知らない間に広がって続けて肺炎になってしまうということはよくあります。
会社や職場の場合は濃厚に接触することがありませんから肺炎は広がりにくいのですが、
学校や幼稚園、保育園に通っている子どもたちは
お互いに接触が多いことから肺炎にうつされてきます。
その後、肺炎にかかった子どもを看病している母親に
肺炎がうつるというパターンはよくある形です。
子どもが学校などからもらってきた肺炎が広がって、
最後には家族全員が肺炎になってしまうということにはならないように、
子どもの様子が少しおかしかったり、
すでに家族の誰かが肺炎になっている場合は、
マスクや手洗い、うがいなど出来るところから用心が必要ですし、
他の人にこれ以上広げないためにも
少しでもおかしいと思ったらすぐに病院に行って調べてもらうことが必要です。
どの肺炎もすべて人にうつる危険があるわけではありません。
しかしうつる肺炎の中でも最も多いマイコプラズマ肺炎などは、
潜伏期間中は自覚症状がなく、しかもその期間が長いことから流行しやすいです。
風邪がひどくなって肺炎を併発したのであれば人にうつす危険は少ないですが、
風邪を引いていたわけでもないのに急に肺炎の症状が現れたとしたら、
これは人にうつす危険のある肺炎の可能性が高いです。
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潜伏期間中は仕方なかったとしても、
これ以上人にうつすことがないように病院を受診して、
後は良くなるまで療養につとめましょう。
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