厄払いの知っておくべきマナーとは?封筒はどうやって書く?
厄年なので厄除けのために神社を訪れる方は多いですが、
祈祷してもらうために必要なのが祈祷料です。
祈祷料をおさめるときには封筒に入れますが、
その封筒はどのようなものを用意するべきなのか、
そして封筒にはどうやって書くべきか、
ご存知ですか?
厄払いの祈祷料は封筒に入れて持っていくことまではわかっていても、
いざ封筒を用意しようとなったときにどんな封筒にすべきなのか、
どのように書けばよいのか、悩む方は多いでしょう。
厄払いに行くときに必要となる封筒の選び方や書き方について調べました。
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厄払いの封筒はどのようなものを選ぶべき?
出典:https://www.photo-ac.com/
厄払いの封筒は、
紅白の水引が付いたのし袋、または白い無地の封筒を用意してください。
紅白の水引は蝶結びになったものを選びます。
厄払いの金額は受付ですぐに納めてしまうのだから封筒はなくてもいいのでは?
と思う方もいらっしゃるでしょう。
たしかに、厄除けの祈祷料はのし袋に包まずに
財布から直接支払いをしても大丈夫な場合もあります。
しかし、厄払いの封筒を用意すべきか、しなくてもよいかについては、
祈祷する神社によって異なるようです。
大丈夫だと思って何も封筒を用意しないで持っていって
祈祷してもらえないのではいけませんから、
基本的にはのし袋、または白い封筒を用意するようにしてください。
のし袋も白い封筒も持っていないからどうしよう?
と思った方は、祈祷を受ける神社に電話などで確認すると良いでしょう。
神社側で封筒が必要ないということになれば、そのまま現金で渡せば良いですし、
もし必ず用意してくださいと言われたら、封筒を購入して用意するようにしましょう。
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厄払いの封筒の書き方は?
出典:https://www.photo-ac.com/
厄払いの封筒を書くときは筆ペンなどを使いますが、
弔事を意味する薄墨のものは絶対に使わないように気をつけてください。
封筒の表書きには、「御初穂料」または「御玉串料」と縦書きで書きます。
そうしたその下に厄払いを受ける人の名前を必ずフルネームで書きます。
のし袋には中袋があるものとないものがありますが、
もし中袋がない場合は封筒の裏面の下に祈祷料がいくらかを記入します。
祈祷料は「金10000円」など算用数字で書くようにしてください。
のし袋に中袋があるものならば、
祈祷料は中袋の表書きに「金壱万円」など縦書きで書きます。
そして中袋の裏面の左下に住所と名前を書きます。
厄払いの封筒の選び方や書き方は神社とお寺には違いがある?
厄払いは神社に行く方とお寺に行く方がいらっしゃいますが、
神社とお寺では封筒の選び方や書き方に何か違いがあるでしょうか。
神社に祈祷料を納める場合も、お寺に納める場合も、
封筒の選び方については違いがありません。
紅白の水引の入ったのし袋か白封筒を用意してください。
ただし、一つ違うのが表書きについてです。
神社には「御初穂料」または「御玉串料」と書きますが、
お寺では「お布施」と書きます。
これは神教と仏教の違いによるものです。
ここを間違えてしまうことはよくありますから、くれぐれもご注意ください。
自分に降りかかるかもしれない厄を払ってもらうために
お願いする厄払いですから、
神社に行くにしても、お寺に行くにしても、
マナーを守ることはとても大切です。
マナーを守らずにご祈祷だけ受けることができたとしても、
気分はすっきりしないですよ。
ここでは一般的なマナーについて述べましたが、
神社やお寺によっては、別に決まり事がある場合もあります。
親戚や知人などによく知っている人がいるならばその人に聞いてみるか、
直接神社やお寺に問い合わせたほうが、当日慌てなくてすみます。
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わからないこと、気になることがあれば、事前に電話で確認してくださいね。
そうすれば安心して厄払いに行くことができますよ。
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