ジカ熱の流行地域はどこ?日本での発症例とリオ五輪への影響は?

 

ウイルスを持った蚊に刺さされると発症するというデング熱に似たジカ熱ですが、

かかった時の症状自体は、デング熱よりも軽いためそれほど辛くないと言われています。

 

↓↓↓症状について、詳しくはこちら↓↓↓


 

しかし、大変なのは妊婦さんがジカ熱に感染した時です。

 

妊婦さんがジカ熱に感染すると、

お腹の赤ちゃんが小頭症になる可能性が高くなると言われていますから、

赤ちゃんがほしいと思っている方、

または妊娠中の方には危険な感染症だということがわかりました。

 

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出典:http://www.photo-ac.com/

 

妊婦さんは特に、危険な地域にはなるべく近寄りたくはないですよね。

 

ジカ熱の発症者のいる国や地域はどこ?

日本でジカ熱は発症している?

 

ジカ熱が今どこまで広がっているのか、

発症者のいる地域について調べました。

 

 

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ジカ熱の発症者のいる国や地域はどこ?

 

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出典:http://www.photo-ac.com/

 

2015年の5月からジカ熱の発生が報告されており、

その地域はブラジルを始めとした中南米地帯です。

現在確認されているのは、ブラジルの21州の他に以下の国々です。

 

コロンビア、スリナム、エルサルバドル、グアテマラ、パラグアイ、メキシコ、ベネズエラ、

パナマ、ホンジュラス、プエルトリコ、ハイチ、ボリビア、バルバドス、エクアドル、

ガイアナ、フランス領(グアドループ、サン・マルタン、ギアナ、マルティニーク)

 

ジカ熱が発生したのは上記の国々なのですが、

それらの国々に旅行した方、

または仕事で訪れた方が滞在中にジカ熱に感染したために、

現在ではそれ以外の国々でも発症者がいることがわかっています。

 

アメリカでは現在30人ほどがジカ熱の患者であると確認されているのですが、

このたび海外渡航歴のないアメリカ人がジカ熱を発症しました。

これまでジカ熱の患者として確認された方々は

全て海外渡航歴があったために

海外にいる間に感染してアメリカに帰国してから発症したと考えられてきました。

 

しかし、今回確認された方は海外渡航歴がありません。

しかし患者のパートナーがベネズエラに滞在中にジカ熱に感染していましたので、

性交渉でもジカ熱がうつるのでは、ということになり、現在は調査中です。

 

そうなりますとどこでジカ熱がうつるかわかりませんから、

自分がジカ熱の発生した地域に近づかないというだけでは

次加熱から自分を守ることはできませんね。

 

 

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日本でジカ熱は発症している?

 

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出典:http://www.photo-ac.com/

 

日本人として最も気になるのは、

日本でジカ熱は発症していないの?ということです。

日本で発症者が出たとなると、

今後いつ感染が広がるかわかりませんから心配ですよね。

 

2016年2月、日本国内でもジカ熱の発症者が一名確認されました。

中南米でのジカ熱流行後、初の国内患者ということになります。

発症者は神奈川県川崎市に住む10代の少年で、ブラジルに旅行に行き、

2016年2月20日に帰国した後に発熱や発疹などの症状が現れたとのことです。

 

過去には、2013年にも日本国内でジカ熱の患者が確認されたことがあります。

2013年11月にも、ジカ熱はポリネシアの地域で流行しました。

そのときに、観光目的でポリネシア地域を訪れた男性が、

日本に帰国してから発症した1例があります。

 

日本では2013年当時は、それ以上ジカ熱が広がることがなく終わりましたが、

ジカ熱が広がる媒体である蚊は日本中に生息していますから、

既にジカ熱が国内に持ち込まれている現状では、

今後いつ流行してもおかしくありません。

 

ジカ熱の発生している地域であるブラジルでは、

2016年にリオデジャネイロオリンピックが開催されます。

オリンピックの開催となると、

世界各国から多くの方が観戦に訪れますよね。

 

日本人も多くの方がオリンピックを見に行こうと

ブラジルを訪れる計画を立てていると思われます。

WHOでは、

妊婦さんがリオデジャネイロオリンピックを観戦に訪れることの自粛を呼びかけていますが、

蚊や性行為で広がると言われていますから

日本に帰国した感染者からいつ広がるかわかりません。

 

発生した地域を訪れないというだけでなく、

日本でもいつ感染が広まるかわかりませんから、

普段から長袖を着たりするなど、蚊に刺されないよう予防しておきましょう。

 

↓↓↓効果的な予防法について、詳しくはこちら↓↓↓


 

特に妊婦さんはジカ熱に感染しないよう、

今後はよく注意しましょう。

 

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