水疱瘡は赤ちゃんでもうつる？初期症状は？

学校などでは一人が感染すると

あっという間にクラスじゅうに広がってしまう

可能性が高いもののひとつに水疱瘡があります。

水疱瘡は全身に赤い小さな発疹ができて、

痒みに苦しめられます。

出典：http://www.photo-ac.com/

小さな子供がかかることが多い感染病ですが、

生まれたての赤ちゃんには感染するのでしょうか？

赤ちゃんは小さい頃は母親の免疫を持って生まれてきますので

病気にはなりにくいのですが、

水疱瘡は感染するものなのか、気になります。

生まれたての赤ちゃんでも水疱瘡には感染するの？

赤ちゃんが水疱瘡になった時の初期症状は？

大きくなった子供は自分で症状を訴えることができますが、

赤ちゃんはただ泣くだけです。

早く薬を塗ってあげて痒みを楽にしてあげるためにも、

赤ちゃんの水疱瘡の見分け方について調べました。

生まれたての赤ちゃんでも水疱瘡には感染するの？

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水疱瘡は10歳までの子供がかかる病気だとされていますが、

一番多い年齢は1歳から5歳の間です。

ちょうど保育園や幼稚園に通っている時期ですので、

まだ発症していなかったとしても

潜伏期間中の子供がいればクラスみんなに集団感染することが多いです。

しかし、生まれたての赤ちゃんは

まだほとんど外に出ることがありませんから感染する可能性も低いです。

幼稚園や保育園、または学校に通う上の子がいる場合、

集団感染してその子が水疱瘡ウイルスを家に持ってくる可能性があります。

赤ちゃんは小さいうちはお母さんの免疫を持っているために

病気にならないと言われていますが、

残念ながら、お母さんの免疫を持っていても

まだ生後1ヶ月程度の赤ちゃんでも水疱瘡にかかることがあります。

まだ生まれたばかりだから大丈夫とは言っていられないのです。

赤ちゃんが水疱瘡になった時の初期症状は？

言葉がだいぶ話せるようになってきたら、かゆい、

または痛いなど症状を口で言うことができるのですが、

赤ちゃんはまだ言葉を発することができませんから、

親が様子を見て判断するしかありません。

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水疱瘡の初期症状としては、体がだるかったり、

37度程度の微熱から始まることが多いです。

その他、食欲が無かったり、頭痛を訴える子供もいます。

いつもはもりもり食べたり、

母乳やミルクを飲むはずの赤ちゃんの食欲が無かったり、

なんだか元気が無いなと思ったら熱をはかってみてください。

熱があったら、原因は水疱瘡の初期症状かもしれません。

水疱瘡だとはっきりわかる水ぶくれの症状が出てくるのは、

熱が出始めてから3日ぐらいです。

その頃には熱はおさまります。

水疱瘡の症状は顔やお腹から出始めます。

最初は小さな赤い発疹ですから、

あせもや蚊にさされた跡と区別がつきません。

けれど、あっという間に数が増えてきますから、

水疱瘡だとわかりますよ。

水疱瘡かも？と思ったら、すぐに医療機関を受診してください。

赤ちゃんは痒みを我慢することができませんし、

力を加減することができません。

かゆいからと発疹の部分をかきむしってしまって、

症状を悪化させる可能性が高いですから、

気が付いたらすぐに受診して早めに薬を処方してもらってください。

まだ痒さを口にすることができない小さな赤ちゃんが

水疱瘡にかかることを考えますと、

本当にかわいそうですよね。

しかし一度水疱瘡になったら再発することはありません。

しかも水疱瘡は小さい頃になったほうが

たいがいは軽くすませることができますから、

赤ちゃんが水疱瘡になったとしても、

悲観しないでください。

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しかし水疱瘡は重症化することがほとんど無くても、

他の重い病気を引き起こすこともあります。

1歳未満でまだ予防接種できない赤ちゃんが家にいる方は、

赤ちゃんの様子を見ておかしいと思ったら

すぐに病院でみてもらうようにしましょう。