痛風の食事で注意が必要なものは?豆腐はいい悪いどっち?
痛風は食事療法によって改善することが出来ますから、
普段の食事の中で痛風に良い物を中心に食べたいですよね。
また、痛風を悪化させるような成分が入った食事は、
健康を維持するために避けなければいけません。
出典:http://www.photo-ac.com/
食卓のメニューとしてよくあがる健康によいと言われている食べ物で
痛風にも効果があると思いきや、
痛風に良くないと言われることもあるものに豆腐があります。
豆腐を食べると痛風に良くないと言われている理由とは?
豆腐は痛風に良い効果がないの?
ヘルシーな食材として使われることが多い豆腐は
痛風には良いのか、悪いのか、
痛風と豆腐の関係について調べました。
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豆腐を食べると痛風に良くないと言われている理由とは?
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豆腐は大豆から作られていますが、
大豆の中にはプリン体が多く含まれています。
痛風の時は尿酸値を減らして
体の中に溜まっている尿酸を取り除かなければいけませんが、
プリン体は尿酸を減らすどころか増やしてしまう成分ですので、
痛風の方はなるべくプリン体が多く含まれる食材は食べないように、
と言われています。
豆腐の中に含まれているプリン体の量は100gあたり31mgです。
湯豆腐にしますとプリン体の量は少し減少して100gあたり22mgとなります。
1日のうちにプリン体を摂取していいとされている量は400mgです。
豆腐を1丁食べたとしても100mgより少ないですから、
豆腐に関してはプリン体の量は気にしなくても問題ありません。
大豆にプリン体が多く含まれていると言われているために、
大豆を加工して作ったものは全て痛風に良くないと言われているようです。
ただし、プリン体は豆腐など大豆製品の他にも
野菜や肉類などに多く含まれています。
一つ、一つのプリン体の量は少なかったとしても、
幾つもの食材を組み合わせると、
プリン体の量は多くなってしまうこともあります。
ですから、豆腐は良くないというよりも、
食事全体を見てプリン体が入っているものの摂取量が
あまり増えないように気をつければ問題ありません。
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豆腐は痛風に良い効果がないの?
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豆腐といえば健康や美容に良いと積極的に食べている方も多い食材ですが、
豆腐の栄養は痛風に良い効果がないのでしょうか?
痛風は尿酸が体の中に溜まってしまっている状態です。
酸化してしまった体をアルカリ化に近づけることが痛風の改善に繋がるのですが、
豆腐には体をアルカリ化する効果があります。
ですから、通常の食べ物の中で豆腐を食べることは効果的です。
ただし、気をつけなければいけないのはプリン体の摂り過ぎです。
豆腐の1日の消費量だけを考えれば特に量を気にする必要はないのですが、
プリン体は肉や魚、野菜など非常に多くの食べ物の中に入っています。
ですから、1日に超えてはいけないプリン体の400mgを
場合によっては超えてしまっている可能性があります。
それを避けるためには、
豆腐は湯豆腐など火を通して食べること、
そして豆腐以外の食材にも気をつけることが大切です。
たとえば、煮物などをした時は煮汁も美味しいですが、
煮汁にはプリン体も溶けていますから、
煮汁まで飲んでしまうとプリン体のとりすぎになることがあります。
痛風の方、または痛風予備軍の方は、
煮汁は飲まないようにしましょう。
豆腐にはたしかに痛風に良くないと言われているプリン体が入っていますが、
豆腐だけを考えますとプリン体の量はそれほど多くありません。
豆腐には体をアルカリ化するという
痛風を改善する効果もありますから、
食べないというのではなく、
上手に食事の中に取り入れて、
食べていきましょう。
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ただし、
どんな食材でもそうですが、
食べ過ぎはいけません。
プリン体の過剰摂取が気になる方は、
豆腐の量は一人あたり1日に半丁を超えないようにしましょう。
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