耳下腺炎に注意!大人がなった場合の期間と治療法は?
耳の下あたりから腫れて頬が痛くてつらい耳下腺炎ですが、
子どもだけではなく大人もかかる病気ですので、
みんなで注意することが必要です。
しかも、
大人がかかった場合はこどもよりも症状が辛く苦しむ方が多いです。
耳下腺炎にはおたふくかぜとも呼ばれている流行性の耳下腺炎と
何度も繰り返す反復性耳下腺炎があります。
出典:https://www.ac-illust.com/
大人の耳下腺炎の治療にかかる期間はどのぐらい?
大人が流行性耳下腺炎にかかった場合の治療は?
大人が反復性耳下腺炎にかかった場合の治療は?
大人の耳下腺炎の治療について調べました。
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大人の耳下腺炎の治療にかかる期間はどのぐらい?
大人の耳下腺炎も子どものものと同じく、
耳の付け根や頬や顎が腫れて、
食べたり飲んだりするとかなりの痛みが伴うために、
満足に食事をすることができなくなります。
腫れはだいたい1週間から10日ほどでおさまりますから、
そうすれば食事も普通に取ることが出来るようになって、
通常の生活が送れるようになります。
痛みのピークの時期は発症してから2日後ぐらいです。
2日後はもっとも腫れがひどく痛みも強いのですが、
2日後をすぎればだんだんと症状が落ち着いて
1週間後には痛みもなくなりますから、
耳下腺炎にかかったら1週間だと思ってがんばりましょう。
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大人が流行性耳下腺炎にかかった場合の治療は?
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流行性耳下腺炎は、通称おたふくかぜと呼ばれるものです。
子どもがかかるよりも症状が強く出てしまいますから不安になってしまいますが、
特効薬などはありませんからゆっくり休んで自然治癒を待つしかありません。
流行性耳下腺炎の症状が強かった場合にだけ、
対症療法として治療薬が渡されます。
大人が流行性耳下腺炎にかかると高熱が続くことがありますが、
その場合は解熱剤が処方されます。
治療としてできることはできるだけつらい症状を和らげることです。
熱が出ている場合は体が脱水状態になりがちですから
水分はしっかり補給するようにしてください。
また、
腫れがひどい場合は腫れている部分を冷やすと気持ち良いです。
たいていは家で療養して1週間ほどすればよくなってくるのですが、
大人は症状が重症化する危険があります。
嘔吐や頭痛、39度以上の高熱が続くなど
重症化している様子が見られればすぐに病院で診断を仰ぎましょう。
場合によっては入院になることもあります。
大人が反復性耳下腺炎にかかった場合の治療は?
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反復性耳下腺炎にかかった場合も特に治療法はなく、
症状がおさまるまで待つしかありません。
しかも、反復性耳下腺炎の場合は
原因がウイルスによるものではありませんから、
人にうつす心配もないため、外出しても良いですし、
会社に行っても構いません。
反復性耳下腺炎にかかっていて頬の痛みがつらい、
というときは病院に行けば鎮痛剤が渡されます。
それ以外としては、痛みがひどくならないよう、
すっぱいものは食べないようにして、
必要のないときはあまり出歩かずおとなしく過ごしましょう。
お風呂には普通に入ることができますよ。
大人の耳下腺炎は、
流行性のものにしても反復性のものにしても
薬を飲めばすぐに治るというものではありませんから、
症状が出ているときは安静にしているしかありません。
流行性と反復性の耳下腺炎の違いは、
外に出て普通に生活してよいかということです。
反復性のものでしたら
ウイルスが原因ではありませんから人にうつす心配がなく、
出歩いても構いません。
けれど、流行性の場合は
出歩くことによって他の人にうつしてしまう危険がありますから、
症状が落ち着いたから大丈夫など、
勝手に判断して外に出るのはやめましょう。
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頬が腫れて耳下腺炎だと思ったとき、
自分の耳下腺炎が流行性なのか反復性なのかは自己判断することは難しいです。
勝手な判断は他の人に感染させる危険をうみますから、
症状が出たらまず病院で診断を仰ぎましょう。
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