痛風の食事で注意が必要なものは?魚卵はいい悪いどっち?
足などに激痛が走る痛風はできればなりたくない病気ですよね。
痛風の予防のために、
または痛風を改善するためには食事に気をつけなくてはいけません。
出典:http://www.photo-ac.com/
食べると痛風になる?と言われているものに魚卵があります。
ごはんに明太子やたらこをかけて食べることが好きな方、
またはイクラのお寿司が大好きという方はがっかりしてしまいますが、
魚卵はほんとうに痛風に悪い影響をあたえるのでしょうか?
魚卵は痛風に良くないの?
魚卵で痛風に悪い影響を与えないものはある?
魚卵が大好きという方をがっかりさせてしまう?
痛風と魚卵の関係について調べました。
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魚卵は痛風に良くないの?
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痛風の症状を悪くすると言われているプリン体は
魚卵には多く含まれていることがわかっています。
痛風の方はプリン体の摂取量を
1日に400mgを超えないようにと言われていますが、
たとえば白子は100g中300mg入っていますから、
食べるだけで1日の摂取量に近くなってしまいます。
その他にも珍味として食べる方が多いカニミソは100g中153mg、
ご飯に乗せて食べるという方が多い明太子は160mg、
たらこは120mgですから、
これらもプリン体がかなり多い食材です。
普段、何気なく食べている魚卵ですが、
プリン体は思ったよりも多いです。
たしかに痛風の方にとって
魚卵はある程度抑えて食べることは必要なのですが、
痛風の予防として全く魚卵を食べてはいけない、
というわけではありません。
痛風でない方が魚卵を食べれば
痛風を引き起こすと言う方がいらっしゃいますが、
それは間違いです。
魚卵が痛風の原因と言われるようになったのは、
魚卵が高級な贅沢品で、
痛風は贅沢病だと言われていたからです。
魚卵の中にはイクラなど
いつも食卓に並べられるものではない高級品があります。
そんな高級品を普段から食べている
お金持ちの人で痛風になる方は多かったため、
高級な魚卵は痛風の原因になると言われるようになったようです。
たしかに魚卵の中にはプリン体が多く含まれていますが、
痛風の原因になるということは言い過ぎのようです。
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魚卵で痛風に悪い影響を与えないものはある?
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どの魚卵もプリン体が多いというわけではありません。
魚卵として一つにまとめてしまっていますが、
魚卵の中にはプリン体の少ないものも存在します。
以下にあげる魚卵は、プリン体の量が少ないです。
・イクラ 100g中で3.7mg
・すじこ 100g中で5.7mg
・カズノコ 100g中で21.9mg
痛風の方の1日のプリン体摂取許容量は400mgですから、
かなり少ないことがわかります。
特にイクラは少ないですよね。
小さな粒が幾つもあることから
粒の数だけプリン体も多いと考えられていたようですが、
それは間違いですから心配しないでください。
イクラはプリン体も少ないですし栄養価の高い食材です。
カロリーもそれほど高くありませんし糖質も低めですが、
美容に良いとされているアスタキサンチンや
体に良いと言われている魚介類の栄養素であるDHAやEPAは多く含まれています。
含まれている成分も見ますと、
サプリの中によく含まれているものが多いですから、
いくらがあればサプリはいりませんね。
もちろん食べ過ぎは塩分も多く体によくありませんが、
イクラはプリン体の量は特に考えないで食べていただきたい食材です。
魚卵を食べたいという時は、
プリン体の量が多いか少ないかをチェックして、
食べ過ぎないようにして食べましょう。
魚卵は確かに贅沢品かもしれませんが、
贅沢品だったために痛風の原因になるものとされてしまったのでは可哀想ですね。
魚卵の中には塩分なども入っていますからたくさん食べてもいいとは言えません。
けれど、痛風の方でも量を考えて
食べ過ぎにさえ気をつければ食べても問題がありませんから、
魚卵好きな方はがっかりしないでください。
その他の痛風の食事 食べていいもの・悪いものを知るならこちら
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量を考えて上手に味わいながら魚卵を食べましょう★
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