盲腸の症状をセルフチェック!慢性と急性の違いと慢性の治療法は?
盲腸には急性と慢性があることをご存知ですか?
盲腸になった方のたいていは、
急に症状が現れる急性盲腸炎なのですが、
人によっては慢性盲腸炎の方もいらっしゃいます。
出典:http://www.photo-ac.com/
慢性盲腸炎は腹痛と勘違いしやすいため、
わかりにくいと言われています。
盲腸の慢性と急性の症状の違いは?
盲腸が慢性の場合の治療法は?
腹痛だと思っていたら実は盲腸炎だった
ということもある慢性盲腸炎についてお話します。
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盲腸の慢性と急性の症状の違いは?
慢性盲腸炎でも急性盲腸炎でも、
虫垂の部分に炎症が起きたことによる症状だという点では変わりません。
しかし、慢性と急性では痛みの強さなどが違います。
急性の場合はみぞおちあたりから痛みが始まって
徐々に激しい痛みに変わります。
痛みの場所は移動し、
最終的には右下腹部の痛みは耐えられないほどになります。
それに反して慢性の場合は、痛みが少ないことが特徴です。
しかも、痛みが出るときもあれば出ない時もあるため、
ただの腹痛だと勘違いしてしまうこともあります。
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痛み以外の初期症状として
多くの方が苦しむ発熱や吐き気、嘔吐、下痢などの症状は
急性でも慢性でも同じなのですが、
このような症状は盲腸でなくてもあるものですから
慢性の場合は原因が盲腸にあるとわかりづらいです。
お腹の痛みが続いていたら慢性盲腸炎ではなくても
何かの病気が原因でしょうから直ぐに病院に行くべきですが、
慢性盲腸炎かどうか判別できるセルフチェック方法が一つありますのでご紹介します。
おへそと右の腰骨を線で結んでみて、その右側の部分を抑えてみてください。
その時に腹痛の程度がひどくなるようなら、盲腸の可能性が高いです。
しばらくして痛みがおさまったとしても病院を受診してください。
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盲腸が慢性の場合の治療法は?
盲腸が急性の場合はほとんどが手術という治療法を選択することになりますが、
慢性盲腸炎の場合の治療法は2つ考えられます。
それは薬物療法と手術です。
薬物療法の場合は、
抗生物質などが投与されて虫垂の炎症を和らげる治療となります。
薬を飲む治療ですから入院をする必要もありませんし、
お金の面でも負担がないことから薬物療法を望む方は多いです。
薬物療法にはメリットもあるのですが、
炎症を起こした虫垂はまだ存在していますので、
盲腸の再発の危険はあります。
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再発の危険がない治療法ならば手術です。
手術では痛みの原因となっている虫垂を取り去りますので、
今後、盲腸になることはありません。
しかも急性盲腸炎とは違い、
慢性の場合は炎症がそれほど大きくないことも多いですから、
手術も簡単に済ませることが可能ですので回復までも早いです。
薬物療法と手術のどちらを選ぶかは、
本人と担当の医師との話し合いで決まります。
今は入院して休む時間がないなど、
自分の都合もあるかと思います。
症状が悪化している場合は都合を考えていられませんからすぐに手術となりますが、
どちらでも選べるという場合は、
現在の症状を聞き、
これからの進め方について医師とじっくり話し合って決めてください。
慢性盲腸炎は急性よりも痛みが少ないことからつい見逃してしまいがちですが、
虫垂の炎症が進めば大掛かりな手術になってしまったりすることもありますから
注意が必要です。
早く手術をすればすぐに良くなりますから、
なんだか右の下腹部あたりの痛みが続いているな、
と思ったら、なるべく早く病院を受診してください。
盲腸のセルフチェック方法についてもっと詳しく知るならこちら
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病院を受診して薬か手術か選べると聞いたら、
薬のほうが楽に済むのでいいのでは?
と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、再発の危険があることは覚悟しておいてください。
そしてまたおかしな症状が現れたら、
すぐに病院に行って医師の判断を仰ぐようにしてくださいね。
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