危険なジカ熱の治療法と予防法は?妊婦さんは特に要注意!
中南米で流行していて、
妊婦さんがかかると
お腹の子供が小頭症になる危険があると言われているジカ熱。
まだ日本では感染者が出ていないですが、
いつ日本で感染者が出るかはわかりません。
日本人の感染者が出たということが
ニュースで発表されてから慌てることがないように、
治療法があったら知っておきたいですよね。
出典:http://www.photo-ac.com
ジカ熱の治療法はある?
ジカ熱を予防するために出来ることは?
遠い国の出来事だと思っていたら急に身近な問題になることもあります。
特に妊婦さんがかかったら危険ですから、最大限の注意が必要です。
ジカ熱の治療法や予防法について調べましたので参考にしてください。
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ジカ熱の治療法はある?
出典:http://www.photo-ac.com/
ジカ熱には現在まだ効果がある特効薬が見つかっていません。
ですから、ジカ熱にかかった場合は、
その症状に応じての対症療法が治療となります。
↓↓↓ジカ熱の症状について、詳しくはこちら↓↓↓
熱が高い場合は解熱剤を使うことがありますし、
皮膚のかゆみや発疹がある場合はかゆみどめ、
そして下痢があればお腹の薬を使う、
痛みが強い場合は鎮痛剤を使います。
また、発熱で脱水症状がひどくなってしまった場合は、
輸液をすることもあります。
しかしいずれにしても症状を抑えることしか現在はできていません。
ジカ熱の症状自体はそれほどつらいものではなく
4日から5日すればおさまりますので
特に薬の治療が必要というものではありません。
しかし、妊婦さんがジカ熱に感染すると
お腹の赤ちゃんに影響が出てしまう可能性がありますので、
ジカ熱が広がらないためにも、
治療薬やワクチンの開発が望まれます。
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ジカ熱を予防するために出来ることは?
出典:http://www.ac-illust.com/
まだ日本では現在のところ感染者が出ていないジカ熱ですが、
発生した地域である南米諸国以外にも感染者は広がっていますので、
まだ広がっていない今のうちに予防するために必要なことについて知っておきましょう。
ジカ熱を予防するためには、
ジカ熱のジカウイルスを撒き散らす蚊に刺されないということが一番大事です。
そのためには、
流行地域であるブラジルを中心とした中南米の地域には近づかないようにしましょう。
2016年2月現在、ジカ熱の発生が報告されている地域については
こちらの記事をご確認下さい。
↓↓↓
特に妊婦さん、または妊娠を考えている女性は、
万が一のことを考えて、
やむを得ず行かなければならない場合を覗いて、
渡航延期を考えてください。
ジカ熱が流行っている地域に行かなければならない場合は、
いくら暑くても半袖半ズボンはいけません。
肌を出していると蚊に刺される可能性が高くなってしまいますから、
必ず長袖、長ズボンのスタイルにして、
外に出るときは虫除けスプレーを忘れずにしてください。
蚊は夕方から夜に多く飛び回りますから、
できるかぎりその時間は外に出ないようにすることも効果的です。
蚊は宿泊先の部屋の中にも入ってくることがありますから、
宿泊する場所は網戸があるなど
防虫対策が施されているかどうか確認してから泊まることも必要です。
日本の蚊取り線香は優秀なので、
持参してホテルの部屋で焚いてもいいですね。
ジカ熱が流行っている現在の日本は冬ですから、
蚊が飛び回る時期ではありません。
ですから、今ジカウイルスを持った日本人が帰国したとしても、
蚊に刺されることで広がるジカ熱ですから、
蚊が広がることはないでしょう。
しかし、今は活発に動いていないといっても、
日本にはジカ熱を移して回ると言われているヒトスジシマカは生息しています。
ですから、これから暖かくなって蚊の動きが活発になった頃に感染者が日本で出ると、
あっという間に大流行する恐れがあります。
リオデジャネイロオリンピックを前にして、
仕事やプライベートでジカ熱が流行しているブラジルなどに
出かける方は増えることが予想されます。
いつどこで感染者が出るかは予想がつきませんから、
妊婦さんは特に、今から長袖、長ズボン、
そして蚊よけスプレーを手元においておきましょう。
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