一生に一度!男の子の初節句の兜は誰が買う?お下がりはだめ?

 

端午の節句のときに家に飾るものといえば

を一番に思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

 

ひな祭りが終わると店頭には多くの兜が並べられていますが、

赤ちゃんの初節句に間に合うように兜を

購入して飾りたいと考えているお父さん、お母さんは多いです。

 

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出典:http://www.photo-ac.com/

 

兜を購入しようとなった時に悩むのは、

兜は誰に買ってもらうことが良いの?という問題です。

親である自分たちが買うべきなのか、

それともおじいちゃん、おばあちゃんに買ってもらうことが良いのか、

考えてしまいますよね。

 

または、お父さんの兜がある方は、

子供のために新たに兜を購入するべき?

という疑問も感じますよね。

 

端午の節句に兜を飾る意味とは?

兜はが購入すればいいの?

兜はお下がりではいけないの?

 

男の子が健やかに育つことを願って用意する

端午の節句に欠かせない兜の常識について考えました

 

 

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端午の節句に兜を飾る意味とは?

 

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出典:http://www.photo-ac.com/

 

はじめに、

端午の節句に兜を飾る意味について調べました

 

兜を飾るのは武家社会の風習でした。

武士たちが自分たちの身の安全を願うために、

神社にお参りして兜を奉納するというしきたりが始まりです。

 

武家社会の風習が一般市民に伝わったのは江戸時代のことです。

江戸時代の庶民は、

武士たちの真似をして鎧や兜、槍などを家の中に飾るようになりました。

 

武士たちは自分の身の安全を願って兜を奉納したのですが、

兜は命を守る大切なものということから、

男の子を怪我や病気から守ってくれますようにという親が子を思う強い思いから、

兜が飾られるようになったようです。

 

 

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兜は誰が購入すればいいの?

 

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出典:http://www.photo-ac.com/

 

おじいちゃん、おばあちゃんは男の子が生まれたら

兜を買ってあげたいと思っているようです。

しかし、

夫側の両親と妻側の両親のどちらに兜を買ってもらえばよいのか、

迷ってしまいますよね。

 

関東と関西では考え方が異なります。

 

関東では、嫁に行ってしまった娘が

新しい家でもよくしてもらえるようにという考えで、

孫の初節句の兜は妻側の両親が揃えるということが一般的となっています。

 

兜を購入したという口実を作って、

娘や孫の顔を見に行くという考え方もあるようですよ。

 

しかし、

関西ではその反対で夫側の両親が兜を揃えることが一般的となっています。

一番良いのは、両家で話し合って決めてもらうことです。

 

兜はお下がりではいけないの?

 

お父さんがすでに立派な兜を持っているという家庭では、

男の子は生まれたけれど兜はすでにあるから

お下がりでいいのではないかと思う方もいらっしゃいます。

 

兜は、男の子の厄を引き受けてくれるものです。

 

ですから、

お父さんの兜はお父さんの厄を引き受けているわけですから、

生まれた男の子の厄は引き受けてくれません。

 

そればかりか、

お父さんの厄を引き継ぐことになってしまいますから、

あまり良いこととはいえません。

 

古くからのしきたりや考え方は気にしないというのであれば、

お父さんの兜をお下がりしてもよいでしょう。

 

しかし、気になるという方は、

お父さんの兜の横に小さめな兜を男の子用に用意する、

またはお父さんの兜は実家で飾ってもらい、

新たに男の子のために兜を購入して飾るとしてはいかがでしょうか。

 

↓↓↓その他の、初節句のお祝いについて知っておくと便利な知識はこちら↓↓↓


 

赤ちゃんが生まれたあとは他にもいろいろな行事がありますが、

端午の節句が来たら男の子の初節句として

家族みんなで盛大にお祝いしてあげたいですよね

 

兜をどちらのおじいちゃん、おばあちゃんが購入するかで

喧嘩になってしまうことはよくあります。

孫の幸せを願う気持ちはどちらのおじいちゃん、おばあちゃんも同じです。

 

喧嘩になったら男の子が可哀想ですから、

両家が納得するように話し合って

当日はみんなで楽しく男の子の健やかな成長を願って楽しくお祝いしましょう

 

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