花粉症対策は注射と舌下免疫療法とどちらが効果的?受診するなら何科?
毎年花粉症に悩まされている人であれば、
色々と対策を始めますよね。
マスクやうがいを徹底してお薬を飲んでも
辛い症状を緩和することができないと悩む人もいます。
そこで、花粉症対策でおすすめなのが、
病院で注射をするということです。
なので、
今回は花粉症対策として病院でできる注射の種類をご紹介します。
SPONSORED LINK
★花粉症対策:病院で注射をしたら症状が緩和される?
花粉症の対策には色々な方法があり、
自分に適しているものを選ばないと症状を緩和させることができません。
病院では飲み薬を処方してくれたりもしますが、
実は注射をする方法もあるのです。
花粉症対策として病院でできる注射というのは3種類あります。
そこで、
ここからは花粉症対策に効果的な注射の種類や効果、
副作用をご紹介しますので、参考にしてみてください。
出典:https://medicalnote.jp/careme/contents/151111-000028-QYXTJB
〇ステロイド注射
<効果>
ステロイド注射は1回で花粉症の症状を緩和させることができます。
注射の持続期間は1か月くらいから3か月くらい続きますので、
花粉症の季節だけでも快適に過ごすことができるのです。
<金額>
1,000円から10,000円
病院によって金額が異なるので問い合わせて聞いてみましょう。
<副作用>
・ホルモン異常
・肝機能障害
・免疫力低下
・皮膚障害
・副腎機能不全
・むくみ
・胃潰瘍
・糖尿病
・電解質異常
〇アレルゲン注射
<効果>
アレルゲン注射は即効性がありません。ですが、完治を目指すことができます。
<金額>
1回あたり500円から1,000円
1回の金額は安いですが病院には36回から48回ほど通う必要があります。
最初の6か月は1週間に1回、その後1か月に1回通い2~3年病院に通います。
<副作用>
・幹部の腫れ
これ以外ほとんど大きな副作用は起こることがありません
〇ヒスタミン注射
<効果>
ヒスタミン注射を数回打つことによって
効果を花粉症の症状を緩和させることができます。
しかし、注射の効果は個人差が大きいため
必ず花粉症の症状が緩和されるとは言い切れません。
<金額>
1回あたり500円から1000円
1週間に1回から2回を1か月から2か月ほど病院に通うので
6回から10回は通院することになります。
<副作用>
・蕁麻疹
・幹部の腫れ
・アレルギー症状の一時的悪化
・発熱
・眠気
・頭痛
ヒスタミン注射もほとんど副作用が起こることがありません。
SPONSORED LINK
★花粉症対策:注射よりもよい治療方法がある!?
花粉症対策として病院で注射をすると
症状を緩和させることができることを説明しましたが、
花粉症の完治を目指したいと思っている人であれば
「舌下免疫療法」という治療がおすすめです。
なので、
ここからは詳しく舌下免疫療法をご紹介しますので、
今後の参考にしてみてください。
出典:http://pr.ad.u-fukui.ac.jp/teacherstudy/224/
〇舌下免疫療法って?
下の裏に花粉を薄めたエキスを垂らして、
数年かけて体に免疫を作るという方法で、
アレルゲン注射と同じような効果を得ることができます。
注射と異なり痛みを伴わないので
舌下免疫療法の方がメリットが大きいと言えますね。
<効果>
即効性はありませんが、完治を目指すことが可能
<金額>
1回1,000円程度
最初1年間は2週間に1回、その後は1ヶ月に1回を2年から3年通う
<副作用>
特になし
<舌下免疫療法の治療ができない人>
・妊娠中の人
・11歳以下
・心臓に疾患がある人
・高血圧の人
・がん治療中の人
・重度の喘息の人
<自宅投与の仕方>
1.下の裏に液を滴下する
2.飲みこまないで2分間そのまま
3.こぼさないように飲みこむ
*初日から2週間の間は量を徐々に増やしていき、
身体が慣れてきたら毎日同じ量を投与することになります。
このお薬は新薬なので2週間分しか処方してもらうことができません。
よって、病院に通う回数は多くなりますが、
完治を目指すことができますし、
注射と違って痛みもないのでメリットは大きいと言えますよね。
あとは根気強く完治を目指すだけなので、
花粉症を治したいと思う人は試してみてください。
★花粉症対策:注射や新薬を処方してもらえる病院は何科?
花粉症対策のために病院を受診してお薬をもらいたいと思っても、
何科に行けばいいのかよくわからないという人もいますよね。
花粉症は症状によって病院を受診する科が異なってきますので、
具体的にご紹介していきます。
・鼻水、くしゃみが止まらなくてひどい人→耳鼻科
・たんが絡む、のどの痒みがある人→耳鼻咽喉科
・目やにが多い、目がかゆい→眼科
・一年を通して症状が出ている→アレルギー科
出典:http://wonderingabout.blog.fc2.com/blog-entry-49.html
このように症状に合わせて病院を受診することで、
自分に適した治療を行うことができます。
早い段階で治療したほうが重症化しにくいです。
病院に通うのは大変だと思う人は多いですが、
少しでも辛い花粉症を緩和させるためにも受診するようにしましょう。
★まとめ
いかがでしたか?
花粉症対策として病院で注射を打っていた人も
今度は舌下免疫療法を試してみるのもよいですね。
通院は大変でも完治することができるなら、
もう花粉症に悩まなくても済みますよ。
ぜひ、自分に合った治療法で花粉症対策をしましょう★
SPONSORED LINK