痛風の食事はどうする?食べて良いものとダメなものは?
身体の中に尿酸がたまることによって引き起こされる病気に痛風があります。
どちらかといえば男性に多い病気なのですが、
痛風にかかりますとその名前のとおり、
風が吹いたぐらいでもかなりの痛みが関節に走ります。
ひどくなると歩けなくなってしまう方もいらっしゃいますがから、
痛風には治療や予防が必要です。
痛風を予防、
または改善するためには毎日の食事にも注意が必要です。
痛風には何を食べるとよい?
痛風に悪い食べ物とは?
痛風から自分の体を守るために食生活で注意すべき点は?
出典:http://www.photo-ac.com/
病気から自分を守るためには毎日の食事を考え直すことも必要です。
痛風と食事の関係について調べました。
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痛風には何を食べると良い?
痛風の原因となる尿酸を増やしてしまう物質がプリン体です。
身体がプリン体を吸収すれば痛風の症状を
引き起こしやすくなってしまいますので、
食事の中ではプリン体が吸収されないよう
体を守ることが出来る食べ物を摂取することがおすすめです。
その場合にオススメの食べ物が食物繊維たっぷり入ったものです。
朝ごはんで食べる方が多い納豆、
野菜の中でも食物繊維がたっぷりなゴボウなどは
朝一番に食べると効果が高いですから、
朝ごはんの納豆は特におすすめです。
体に溜まっている尿酸を外に出す働きのある食べ物は
ビタミンCたっぷりの果物などです。
ビタミンCをたくさんとっていれば
尿酸が排出されますので痛風の予防につながります。
ビタミンCは一日1回まとめてとっても
身体が一度に吸収できる量には限りがありますので、
毎食など、少量ずつ何回かに分けて摂取するようにしてください。
もう一つ積極的に取り入れていただきたいものは水です。
水を飲まなければ尿の量が増えませんから尿酸も身体に残るだけです。
適度に水分を補給して尿酸を溜め込まない体を作りましょう。
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痛風に悪い食べ物とは?
出典:http://www.photo-ac.com/
体の中のプリン体を増やしてしまう食べ物は痛風にはよくありません。
忙しい毎日を送っている現代人は、
つい食事をインスタント食品や冷凍食品に頼りがちです。
しかし、これらの加工食品はかなり酸性度が高いために、
プリン体を増やし痛風の原因となってしまいます。
忙しくてもなるべく加工食品は食べず、
肉類はアルカリ性の高い野菜などと一緒にとって、
中和させてください。
もう一つ、糖分が多く含まれている食べ物も痛風によくありません。
疲れているときなどは特に甘いものが食べたくなりますが、
糖分の多い食べ物ばかり口にしていれば、
身体は肥満度が増してきます。
太っただけでなく痛風にかかってしまったという方もいらっしゃいますから、
痩せるために、そして痛風から体を守るために、
甘いものやジュースはなるべく避けるようにしましょう。
野菜は体に良いけれど
一日に必要とされている野菜を摂取することは難しいから
野菜ジュースで済ませるという方もいらっしゃいます。
野菜ジュースは一見とても健康的な飲み物ですが、
市販のものには野菜ジュースの栄養として取り上げられることが多い
酵素や食物繊維が入っていないことが多いです。
野菜ジュースを飲むのならば手間はかかりますけれど、
生野菜ジュースがおすすめです。
プリン体が多く含まれている食べ物として
ビールをあげる方は結構いらっしゃいます。
たしかにビールはアルコールの中で
最もプリン体が多く含まれている飲み物なのですが、
アルコールは尿酸の分泌を進まなくしてしまいますから、
プリン体が少ないアルコールも、
痛風の危険のある方は少なめにする、
または控えるようにしてください。
関節に激痛がきてうずくまってしまう方もいらっしゃるつらい痛風は、
食事を考えることである程度は防ぐことができます。
痛風から自分を守るために、
そして自分の健康を維持するために、
痛風対策はしっかりとっておきましょう。
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