肺炎で入院になってしまった場合の入院期間は?かかる費用は?(大人の場合】
日本国内で病気による死亡者数を見ますと、
原因となる病気の第3位が肺炎です。
悪化すると亡くなることもある怖い病気である肺炎は
しっかり治さなければいけません。
大人が肺炎にかかって入院となった場合、
入院期間はどのぐらいなのでしょうか?
またその費用はどの程度なのでしょうか。
大人の肺炎について考えました。
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大人が肺炎になった場合、入院するか通院になるかの基準は?
出典:http://www.photo-ac.com/
肺炎になったら全員が入院するわけではなく、
入院する方もいらっしゃれば通院だけですむ方もいらっしゃいます。
入院するか通院にするかは医師が判断するのですが、
若い方で肺炎の程度が軽症と判断された場合は通院になることが多いです。
その場合は薬を飲んで通院することで治療を続けることになります。
しかし、若くても呼吸が苦しくなっていたり
かなりひどい咳が続いたりする場合は入院となります。
高齢者の方、または肺炎の他に持病を抱えている方は、
肺炎が急に悪化して命に影響が出る恐れがありますから、
基本的に入院による治療になります。
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大人が肺炎となった場合の入院期間は?
出典:http://www.photo-ac.com/
肺炎にも種類がありますが、
マイコプラズマ肺炎は肺炎の中でも軽症の部類に入りますから、
入院期間は1週間から10日程度と短いです。
肺炎になった場合の入院期間は、
どれだけ肺炎の程度が進んでいるかによって異なります。
もともと軽症で状態が悪化しないための経過観察のための入院であったならば、
マイコプラズマ肺炎の場合と同じように1週間程度で退院となることは多いです。
しかし、肺炎の程度が進んでしまって肺が真っ白になっている場合は
呼吸困難に陥っていますので、入院期間は長くなります。
手術をするわけではないために入院期間はそれほど長くないのでは?
と思う方もいらっしゃるでしょうが、
肺炎は入院期間が長い病気であり、
重症の場合は1ヶ月になることも多いようです。
特に高齢者の方は、
肺炎の状態が良くなったとしても
体に抵抗力が戻ってくるまでにはかなりの時間がかかりますから、
1ヶ月以上は考えておいたほうが良いでしょう。
大人が肺炎となった場合にかかる費用は?
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肺炎の中でもマイコプラズマ肺炎だった場合は
軽症ですから費用は10万円ほどしかかかりません。
しかし、そうでない肺炎の場合は入院期間も長くなりますから、
治療費は保険で3割負担となったとしても
30万円から40万円ほどかかります。
かなり高額だと思って驚く方もいらっしゃるでしょうが、
肺炎の場合は個室で入院となることが多く、
検査についても血液検査やレントゲンなどの検査が必要とされます。
そのため、ある程度の入院費は覚悟しなければいけません。
しかし40万円の負担だったとしても高額医療費制度を利用すれば、
半額以下の16万円から18万円の負担ですませることができます。
高額医療費の支給を受けることができれば、
医療費にかかった半額以上が後に戻ってきますから、
必ず利用するようにしてください。
健康保険組合や国民健康保険、共済組合などに
高額療養費の支給申請書を提出することになりますから、
わからない点は加入している健康保険組合や共済組合、
または国民健康保険に問い合わせてください。
肺炎とはよく聞く病名ですが、
咳が止まらずに呼吸困難に陥って死の危険もありますから、
入院となった場合はゆっくり療養してしっかりと治しましょう。
肺炎による入院は思ったよりも長期になる可能性がありますが、
あせってはいけません。
もし入院となってしまった場合は、
仕事のことなど気になることがたくさんあるでしょうが、
まずは自分の体を治すことを考えて休みましょう。
肺炎についてもっと詳しく知るならこちら
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入院期間が長くなった場合はお金の負担も大きいですが、
高額療養費制度を利用すれば、
月の限度額超えた分は返ってきますから心配しないでください。
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