胃がキリキリ・シクシク痛む!胃潰瘍の治療期間は入院するとどのぐらい?入院中の治療とは?
人は冷たいものの食べ過ぎなど、
何かの理由でお腹を壊すと胃が痛くなります。
胃の痛みにもいろいろな種類がありますが、
キリキリ・シクシクと強い痛みが続く場合は胃潰瘍の可能性があります。
出典:http://www.photo-ac.com/
胃潰瘍の治療は通院と入院があります。
胃潰瘍で入院となった場合はどのぐらい入院することになるのでしょうか?
胃潰瘍の入院中に行われる治療とは?
自分が胃潰瘍かも?と思った時のための心の準備として、
入院の場合の胃潰瘍の治療期間と、
入院中の治療内容についてお話します。
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胃潰瘍で入院となった場合はどのぐらい入院することになるのでしょうか?
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一言で胃潰瘍と言われていても、
人によってその程度は様々です。
胃潰瘍の中には入院をしなくても十分自宅で治療できる軽いものもありますが、
直ぐに手術をしなければいけない重い場合があります。
入院となった場合、
それほど病状が重くないようでしたら
1週間もかからずに退院することができます。
胃潰瘍が悪化すると吐血をすることがありますが、
その場合はもう少し入院期間が長くなります。
入院中はヘモグロビンの値が検査され、
成人男性の平均13.6から17に対し、
だいたい10ぐらいにまで回復したら退院することができます。
吐血した場合の入院期間は2週間程度でしょう。
高齢者の場合は特に体力が戻ってくるまでに時間がかかるため、
入院期間も長いです。
また、胃潰瘍の部分から大量の出血の恐れのある方は
大事を取って入院期間が長いです。
しかし、
入院期間が1ヶ月を超える方は全体のうちの5%程度です。
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胃潰瘍の入院中に行われる治療とは?
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胃潰瘍で入院となった場合は、
胃潰瘍から出血している可能性が高い場合です。
出血をしていれば血圧の低下が心配されるため、
患者はすぐに点滴を繋げられます。
血圧は常にチェックされ、
血圧が不安定の場合は輸血も行われます。
胃潰瘍から出血しているかどうかを検査する場合は胃カメラが使われます。
出血が見つかった場合は止血に入ります。
出血箇所を熱で焼く方法、
または注射で止める方法、
クリップで挟んで止める方法など、
状態に応じて止血方法は異なります。
出血が止まったら、少しずつ食事をとっていきます。
最初は絶食をして点滴のみの栄養補給となります。
しかしその後は流動食から始めて、
徐々に通常食に変えていきます。
よほど急いでいないかぎりは、
少しずつ食事内容は変わっていき、
流動食の後は3分がゆ、5分がゆ、全粥、
最後に普通のご飯という段階が踏まれます。
流動食の時は水分不足に陥るために点滴で水分補給が行われます。
胃を少しずつ食事に慣らしていくためですから、
食事の味はかなり薄味となっていて味気ないかもしれませんが、
胃を健康にするためですからしばらくは我慢しましょう。
そして通常食に戻しても胃から出血することがないことがわかり、
飲み薬のみの治療であっても
体調も安定していて大丈夫だと医師が判断した場合は退院となります。
その後は暫くの間通院治療で処方される飲み薬を飲むことになります。
胃潰瘍で入院することになりますと、
大体2週間は入院することになると思っておいたほうが良いでしょう。
仕事が忙しい方は2週間も休むと聞くと悩んでしまいますが、
ストレスをためることは胃に良くありません。
胃潰瘍で入院になった場合は、
まずは自分の体を治すことを考えて
しばらくはおとなしく入院生活を送ってください。
【関連記事】
退院することができた後も、
すぐに普通の生活に戻るのではなく、
徐々に社会生活に体をならすようにしてください。
胃潰瘍が全治するまでには2ヶ月から3ヶ月かかると言われています。
このときに無理をすればまた入院ということになってしまいますから、
必ず大事を取ってくださいね。
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